「本物の食文化の提供を目指す」という企業理念のもと、一六堂は食材の仕入れを特に重視しています。
水揚げされたばかりの新鮮な魚介類を、いち早くお客様にご提供したい。その思いから一六堂は、島根、山口、新潟、宮城など全国12漁港の「買参権」を取得しました。
買参権により、漁港に水揚げされた「のどぐろ」などの高級魚や、「よめさん」「がんこう」のようなめずらしい魚を現地社員が「セリ」で仕入れ、仲介業者を介さずその日のうちに東京などの各店舗に発送することができるため、新鮮なまま通常よりもリーズナブルに提供することが可能です。
当社グループでは、鮮魚だけでなく、中央卸売市場で行われる「セリ」に参加し野菜などの青果物を直接購入できる「売買参加権」も取得しており、現在では、大田青果市場、築地市場での買い付けも行っています。
企業戦士、ビジネスマンの方々に明日への活力を提供すべく、一六堂では東京都内のターミナル駅・沿線主要駅を中心に一定の地域へ多店舗展開する「ドミナント出店」を基本方針としています。これにより食材などの配送ルートの効率化、店舗管理の合理化を可能にします。
また好立地な店舗を持つ企業に対して積極的なM&Aを行うことで、効率的な出店計画を進めるとともに、短期間での黒字店舗化を実現しています。
ビジネス街という特色から、同僚や上司との会食、顧客との接待など、ちょっと贅沢な時間を気取らずに過ごしていただくため「個室感覚」にこだわった空間から、カジュアルなパーティーや結婚式の二次会などにも使える店舗まで、出店エリアのニーズに合致した形態の店舗を展開しています。
店長の個性を活かすのが一六堂の方針です。そのため、運営する全店舗それぞれが独自の店づくりを行っています。実力ある社員は店長として、店舗の経営に関わることのすべてを担当し経営感覚を身につけていきます。また、一六堂の店舗はそれぞれのつながりも強く、時には売上げを気にするライバル店として、またある時にはアドバイスを求める仲間でもあります。
店舗はひとつのチームであり、それぞれの店舗同士は大きなチームとして共に成長していきます。
会社の売上・利益を最大化するためには、社員一人ひとりのモチベーションアップが大切だと考えています。一六堂では、創業当時より「インセンティブ制度」を導入しています。単に売上目標、という指標ではなく、一日の売上・一週間の売上・一ヶ月の売上に対して、個々に報酬を設定。毎日の勤務意欲の向上、社員のモチベーション維持に繋がっています。